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家づくりノウハウ
2022.12.26

奈良県香芝エリアの注文住宅の相場はいくら?予算を決めるときのポイントと建築費別の実例

大きな窓のある家
マイホームの購入は夢が広がりますよね。注文住宅はいろいろな理想を詰め込める点が魅力ですが、計画性のない資金計画では後々返済に苦労することが出てくるかもしれません。家づくりは無理のない予算、ローン返済計画を進めていくことが重要です。
そこで今回は、新築での注文住宅の予算を決める際のポイントを解説していきます。奈良県の人気エリアの坪単価、建築費の相場についてもご紹介しますので、ぜひ読んでみてくださいね。

目次

注文住宅で予算を決めるときのポイント

注文住宅の購入時にかかる費用は、主に3種類です。

・土地購入に関する費用
・家の建築費用
・諸費用(住宅ローンに関わる費用、税金など)

費用の大半は、家を建てる場所となる土地の購入費、家そのものを建てるときの建築費用です。諸費用として、住宅ローンに関する費用や、不動産取得税などがかかることも忘れないようにしましょう。

土地購入費は地価によって変わり、利便性の高いエリアや人気のエリアであるほど高くなる傾向です。また、建築費用は性能や最新設備などによって上がっていきます。コストを抑えたとしても、土地購入費も建築費も高額であることには違いありません。そのため、注文住宅で予算を決めるときは、次の3つのポイントを意識していきましょう。

自己資金(頭金)を決める

まずは用意できる自己資金(頭金)を決めます。自己資金は住宅購入額の10~20%が望ましいと言われています。手元にある貯金、親から援助してもらえるお金などから総額を計算します。
次に、万が一に備えて必要な貯蓄を差し引き、最終的な自己資金を出しましょう。安易に貯蓄をすべてつぎ込まず、ゆとりある資金を割り出すことがポイントです。

住宅ローンの借入額と返済額を確認する

住宅ローンについて
一般的に住宅ローンの借入額は、年収を基準に決められます。借入可能金額が4,000万円だとしても、限度額ぎりぎりまで借りるのは現実的ではありません。金利の変動や万が一の場合に備え、無理なく返済できる額を基準に計画を進めていく方が安心です。
R+house香芝王寺の公式HPではローンシミュレーターを用意しています。年収、借入限度額、毎月の返済額などを入力すれば、借入可能な金額と返済基準額(無理なく返済できる額)が算出できるので、ぜひ試してみてください。
URL:https://www.rhouse-chuwa.jp/plan

土地購入費と建築費のバランスを取る

利便性の良い場所に一戸建て住宅を建てる場合、土地代が高くなるため予算は膨らみがちです。また、機能性やデザイン性などに優れた家を実現するためには、建築費も大きくなるでしょう。
「希望のエリアに建てられたけど、満足いく家がつくれなかった」「理想の家を建てるために、不便なエリアを選んで失敗した」となっては本末転倒です。
土地購入費と建築費のバランスは、3対7~4対6で考えることをおすすめします。優先順位を決めて、建築費と土地購入費のバランスが取れたプランニングを進めていきましょう。

奈良県の住み心地は?

奈良県香芝市と葛城市、北葛城郡王寺町は、奈良県北西部にある町です。県庁所在地のある奈良市はもちろん、大阪、京都、神戸、和歌山など関西の主要都市との接続も良い場所にあります。
大東建託が発表している「街の住みここちランキング2022自治体ランキング<奈良県版>」で、北葛城郡王寺町は4年連続で1位を獲得。北葛城郡広陵町も4年連続2~3位と高い人気を集めています。香芝市は5位、葛城市は6位と北西部にある町の多くがトップ10に上り、住み心地の良さがうかがえるでしょう。

奈良県の予算相場

そんな奈良県の人気エリアの坪単価や建築費相場はいくらなのでしょうか?奈良県全体や人気エリアの相場を解説していきます。

坪単価

奈良県全体の平均坪単価は約24万円です。人気エリアである香芝市や王寺町は約30万円前後と県平均を大きく上回る価格となっています。その他の人気エリアは18~20万円台で、県平均より低い値段で購入可能です。

奈良県全体:23万6,883円/坪
香芝市:31万8,982円/坪
王寺町:27万3,766円/坪
葛城市:20万396円/坪
広陵町:18万2,644円/坪
河合町:18万8,099円/坪
上牧町:16万2,727円/坪

建築費相場

住宅金融支援機構が公表している都道府県別の平均建設費は、全国平均が3,356万円です。奈良県の平均建築費は全国平均をわずかに上回る3,439万円でした。
また、所要資金(予定建設費と土地取得費の合計)の全国平均は4,039万円で、奈良県は4,086万円とやや高い結果となっています。
奈良県の注文住宅は平均床面積も全国平均を上回っているため、全体の相場も上がっているのでしょう。

【1,000~3,000万円台】予算別の施工実例

広い入口のあるR+houseの注文住宅
予算相場を受けて、「結局いくらでどんな家が建てられるのだろう?」と疑問に思う方も多いですよね。1,000万円台、2,000万円台、3,000万円台で施工できる家の特徴を解説していきます。

【1,000万円台の家】シンプルな家づくり

建築費の全国平均が3,000万円台であることから、1,000万円台の注文住宅はかなりコストを抑えた家づくりになります。そのため、無駄を省いたシンプルなデザインが特徴です。
建物の形状としては長方形や正方形のようなベーシックな形。レンガやタイルなどの資材はコストがかかってしまうため、遊びのない素朴な外壁に仕上がります。

浴室エアコンなどの多機能の設備はお金がかかるので、設置は難しい可能性があります。コストを抑えたいからといって、耐震・耐熱性能に関わる部分、住宅の基礎部分を削ると、住み心地が悪くなるので注意が必要です。限られた予算で住み心地のよい家を建てるなら、ノウハウのある工務店やハウスメーカー等の住宅会社への依頼をおすすめします。

【2,000万円台の家】グレードアップで理想を叶える

1,000万円台では対応が難しい設計が可能になってくるのが、2,000万円台の家づくりです。レンガやタイルでアレンジした外壁、最新性能を備えた浴室やキッチンなどを叶えられます。また安価な建材ではなく、質の良いこだわりの建材を部分的に使用することも可能です。
予算があれば、バルコニーや窓の数を増やせるので、家の雰囲気も大きく変わるでしょう。

2,000万円台の家づくりで失敗しない方法は、設備や仕様に優先順位を付けることです。今すぐ必要な設備かどうかを見極め、取捨選択していくことが望ましいです。2,000万円台ではすべての希望を叶えることは厳しいかもしれませんが、コストを抑えたこだわりのある家が実現できると言えます。

【3,000万円台の家】クオリティの高いマイホームを実現

全国的な平均予算でもある3,000万円台の予算があれば、ほとんどの希望を実現した家づくりができると言えるでしょう。正方形や長方形といった一般的な形ではなく、敷地に合わせた形の住宅を建てられます。また、高品質な建材をふんだんに使用したり、床暖房のような費用がかかる設備を入れたりも可能です。

十分な間取りが取れ、家族全員の物がしまえる収納や独立した書斎、ウォークインクローゼットなど、充実した部屋・設備も叶えられるでしょう。外壁デザインのアレンジはもちろん、塀や柵といった外構を設けられるので、防犯性も高まります。
マイホーム建築にかけられる予算を把握したうえで、余裕のある方はこれくらいの予算を想定しておくと、デザイン性と機能性を兼ね備えた細かい希望も叶えられるでしょう。

奈良県で注文住宅を建てるならR+house香芝王寺へ!

多額の費用がかかるマイホームの購入には、誰しも疑問や不安が付きもの。家づくりを進めるには、まず無理のない資金計画を立てることが不可欠です。予算と相談しながら、希望のエリアや間取り、設備を叶えた家づくりを進めていきましょう。
資金計画など分からないことは、ぜひR+house香芝王寺へご相談ください。R+house香芝王寺は、奈良県内を中心に60年以上施工を手がけてきた豊富なノウハウを有しています。土地探しから建築工事まで、ワンストップでお客様の希望に叶うプランを提案します。


記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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