奈良県の北西部に位置する香芝市は、金剛生駒紀泉国定公園を挟み大阪府と隣接しています。2023年3月時点では、約78,000人が生活をしており、住み続けたいまちへと変化しています。
香芝市の特徴は、「自然が豊か」「交通のアクセスが便利」「子育て支援の充実」があること。二上山の綺麗な山並みや青く澄んだ籏尾池などの自然が多くあり、四季に合わせた景色を楽しむことができます。
また、香芝市内には、近鉄大阪線の五位堂駅など８つの駅があり通勤や通学にも便利な環境が整っています。さらに子育て支援が充実しているという大きな特徴が香芝市にはあり、産前産後を安心して生活することが可能です。子育て支援に限らず、医療費の支援制度など様々な支援を受けることができます。

参考：香芝市HP「香芝市の市勢」
参考：香芝市HP「人口と世帯数」

香芝市や国が行なっている住宅に関する制度と香芝市が行っている医療に関する制度について詳しく解説していきます。 

香芝市の住宅に関する支援制度について見ていきましょう。

奈良の木の利用拡大のため、奈良県では住宅の新築、増改築、リフォームに対しての助成を行っています。助成の内容としては、構造材に奈良の木を5立方メートル以上使用するという条件で、県産材は10万円、認証材は15万円の支給。内装材に奈良の木を20平方メートル以上の使用条件、県産材は5万円、認証材は10万円助成されます。
認証材または県産材を使用するかで金額に差が出てきます。交付申請の受付期間が決まっているため、奈良の木を使用した新築や増築、リフォームを検討している方は、公式ホームページをチェックしてみてください。

香芝市では、建築物の耐震強化を図る目的として既存木造住宅耐震改修工事補助事業を行っています。補助の対象となる住宅としては、1981年5月31日より前に着工された香芝市内に既存する住宅かつ、地上3階以下のものに限ります。
補助金の額としては、香芝市が作成した、避難行動要支援者名簿に登録済みの方が住む住宅に対して100万円。また、登録されていない場合は、50万円の補助が支給されます。補助金は対象住宅1棟に1回限りです。申請を希望する場合、多くの提出書類が必要になるため事前に確認するようにしましょう。

国から受けられる補助金と控除について紹介します。

新築住宅の建築に対して、子育て世代だけに限らず、若者夫婦やリフォームする世帯を対象にした補助金事業となっています。申請時に条件となるのは、18歳未満の子どもがいる子育て世代または、申請時に夫婦どちらかが39歳以下であることです。
新築住宅の場合最大で100万円。リフォームの場合では最大60万円補助がでます。申し込みの期限は3月下旬から12月末日までですが、人気のある制度のため、予算枠が早めに埋まる傾向にあります。こどもエコすまい支援事業の補助金利用を考える方は早めの行動がおすすめです。

ZEHとは、省エネの基準比を20％以上とし、再生可能エネルギーを使用することで住宅の一次エネルギーの収支ゼロを目指す住宅を指します。この補助金制度は、経済産業省・環境省によるものです。
事前にZEHビルダーあるいはプランナーとして登録済みの施工会社が新築することによって、ZEH補助金を受けられる仕組みとなっています。補助金額は、ZEHで最大55万円＋α、ZEH＋（プラス）で最大100万円＋α、次世代ZEH＋（プラス）最大112万円＋αです。
ZEH補助金では注意点があります。それは、入金までに時間がかかる場合があることです。多くの場合2、3カ月後に補助金が入金されますが、長い場合で6、7ヶ月入金まで時間が空くことがあります。期間が空くということは、一度自身でお金の立て替えが必要になります。
また、申し込みの期限は選ぶ種類によって異なるため、事前にチェックしておくと安心です。申し込みは先着順となるため、必ず補助金を受け取れるわけではないので注意しましょう。

この事業は、国土交通省が実施する補助金制度になります。耐久性や高い省エネルギー性を持ち合わせる住宅購入が対象です。条件としては、同一地域の施工会社または、建材流通を担う事業者が住宅を手掛けること。この事業では、購入者ではなく、施工を担当した会社が申請や補助金の受け取りを行います。
補助金額は、長寿命型（認定長期優良住宅）で最大140万円＋α、ゼロ・エネルギー住宅型で最大150万円＋α、高度省エネ型（認定低炭素住宅）で最大90万円＋αです。条件によっては補助金に加算される場合があります。例えば、若者や子育て世代、三世代同居への対応、バリアフリーなどの場合上限を30万円として加算されます。住宅の検討をされる方は該当条件があるかの確認もあわせて行うのがおすすめです。

香芝市は、医療費に関する補助金と控除も行っています。ここからは、医療費に関する豊富な補助金制度について解説します。

香芝市では、健康保険加入者の0～18歳までの子どもを対象に、医療費の一部を助成する制度を行っています。就学前の0～6歳の子どもの場合、一医療機関に対して通院でひと月500円。入院でひと月1,000円。小学1年生～18歳の子どもの場合、一医療機関に対して通院でひと月1,000円。入院で1,000円となっています。受給資格証の交付申請手続きには必要となるものが多くあるので事前に確認しておきましょう。

一般不妊治療を行っている夫婦に対し、助成金を交付する支援が実施されています。助成金の範囲には、顕微授精、体外受精は除かれますが、一般不妊治療とそれに伴う検査費用などが助成に含まれます。助成の対象となる期間は、2020年4月1日以降です。これから結婚を考えるカップルや子どもを希望する夫婦にとって安心できる制度の一つと言えるのではないでしょうか。

香芝市に在住している健康保険加入済みの1歳以上75歳未満の方で、身体障害者手帳の1級または2級、もしくは療育手帳を所持されている方が対象となります。定額一部負担金は通院500円、入院1,000円自己負担になります。申請の予定がある方は、香芝市の公式ホームページを確認の上、手続きを行うようにしましょう。

参考：「香芝市既存木造住宅耐震改修工事補助事業」
参考：経済産業省HP「省エネポータルサイト」
参考：香芝市HP「子ども医療」
参考：香芝市HP「香芝市一般不妊治療費助成金の申請について」
参考：香芝市HP「心身障害者医療」
参考：香芝市HP「定額一部負担金」

香芝市では、住宅に関する補助金だけでなく、医療費に対する支援制度も充実しています。香芝市で注文住宅を検討される方は、R+house香芝王寺へご相談ください。弊社の建築家は、土地の個性を把握し、理想とする暮らしを実現するプロフェッショナルが揃っています。建築家と聞くと費用が気になるかもしれませんが、お客様の希望する予算に合わせたベストな住まいを提供させていただきますのでご安心ください。

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