香芝市、葛城市、王寺町で小学校の学区を気にしながら注文住宅を建てる場合は、「学校までの距離」と「周辺の治安環境」がポイントです。

当然、学校まで近いエリアに家を建てた方が、お子様の通学負担が減ります。また、通学路の治安状況も加味いただくと、より安心して通わせられるでしょう。

奈良県警察が発表している人口1万人あたりの犯罪認知件数は、香芝市が30.9件、葛城市が37.7件、王寺町が36.8件です。奈良県全体の平均が40.2件、奈良市が43.7件と40件を超えているため、香芝市、葛城市、王寺町は奈良県の中では治安が良いと言えます（2022年のデータによる）。

また、葛城市は条例でパチンコ店やラブホテルなどが規制されるなど、治安を保つ制度もありますので、エリア選びの参考にしてみてください。

香芝市、葛城市、王寺町で人気のある小学校区としては、次の5つが挙げられます。

・ 旭ケ丘小学校（香芝市）
・ 五位堂小学校（香芝市）
・ 磐城小学校（葛城市）
・ 王寺南義務教育学校（王寺町）
・ 王寺北義務教育学校（王寺町）

それぞれの特徴は次の通りです。

旭ケ丘小学校は、香芝市旭ヶ丘にある公立小学校です。住所としては旭ヶ丘一丁目〜五丁目や今泉、逢坂などが学区です。

旭ケ丘小学校は香芝市で一番新しい小学校で、旭ヶ丘ニュータウンの人気が高まっていることから児童数は800人を超す規模になっています。

五位堂小学校は、香芝市五位堂二丁目にある公立小学校です。住所としては五位堂地区、五位堂一丁目〜六丁目などが学区です。

標準服（制服）があり、登下校時には地域の方が見守りをしてくれます。

磐城小学校は葛城市の公立小学校です。住所としては南今市、太田、竹内、木戸、八川地区などが学区です。

児童数は748名と、奈良県内では旭ヶ丘小学校に匹敵するほど規模の大きい小学校と言えます。

王寺町では小学校・中学校ではなく、義務教育学校が設けられています。義務教育学校とは小中一貫教育形態の学校の1つで、小学校と中学校の区別なく教育が行われることが特徴です。（前期課程6年間・後期課程3年間）

王寺南義務教育学校は王寺南小と王寺南中が統合されてできた義務教育学校です。校舎は「太子学舎」と「畠田学舎」の2つに分けられています。

このうち1年生から4年生が通う「太子学舎」は王寺町内最高峰「明神山」南東部斜面の住宅地「美しケ丘」にあり、景色が良いことで知られています。

王寺北義務教育学校は、王寺小、王寺北小、王寺中が統合してできた義務教育学校です。校舎は一つで、王寺町本町1丁目にあります。

また、王寺北義務教育学校は王寺中の敷地内に校舎が建てられ、王寺駅からのアクセスが良いことが特徴です。

香芝市、葛城市、王寺町で人気のある小学校区にマイホームを建てるなら、次のエリアを検討してみてください。

・ 旭ヶ丘ニュータウン（香芝市）
・ 五位堂駅エリア（香芝市）
・ 旧當麻町地域（葛城市）
・ 王寺駅エリア（王寺町）
・ 美しケ丘エリア（王寺町）

それぞれの詳細は次の通りです。

旭ヶ丘ニュータウンは香芝市北部のエリアにある住宅地です。「旭ヶ丘小学校」以外にも、「香芝北中学校」など教育機関が集まっています。

香芝旭ヶ丘病院やスーパーマーケットなど生活施設へのアクセスもしやすく、落ち着いた雰囲気のニュータウンのため、子育て世代にオススメです。

五位堂駅周辺は新興住宅地として開発されたエリアで、五位堂小学校への通学に適しています。

五位堂駅エリアには香芝警察署もあり、治安の良さもポイントです。また、大阪方面へのアクセスも良いため、大阪都市圏への通勤にも優れています。

旧當麻町地域は、北葛城郡新庄町と合併する前の旧當麻町（たいまちょう）エリアです。（葛城市は當麻町と新庄町が合併して誕生）

旧當麻町地域は磐城小学校・白鳳中学校があり、閑静な住宅街です。尺土駅や磐城駅からは大阪都市圏へのアクセスも良いため、通勤にも便利な場所と言えます。

王寺町駅エリアも、大阪都市圏へのアクセスが良いことから多くの住宅地が存在します。

王寺北義務教育学校から近いJR王寺駅前の「リーベル王寺東館」は黎明保育園の分園（乳児センター）や王寺町保健センターが入っており、子育て世代に取って必要な施設がまとまっています。また、スーパーマーケット「西友」などが入るショッピングセンターでもあるため、暮らしやすいエリアと言えるでしょう。

王子南義務教育学校がある美しケ丘エリアは、閑静な住宅街です。住宅地の中に「西和警察署美しケ丘駐在所」があるため、治安環境からも安心と言えます。駐在所のすぐ近くには「スーパーヤオヒコ王寺美しケ丘店」があり、生活用品の購入にも困りません。

ここまで、香芝市、葛城市、王寺町で注文住宅を建てるのにオススメのエリアについて紹介しました。香芝市、葛城市、王寺町はそれぞれ小学生のいる子育て世代教育に適した住環境であり、大阪都市圏へのアクセスも良いため、近年人気が高まっている注目エリアです。

特に王寺町は義務教育学校を設置したり、18歳までを医療費助成の対象にしているなど、子育て世代への援助に力を入れています。そのため、子どもに対する支援が手厚いエリアを探している方にオススメです。

もちろん、香芝市と葛城市も子育て支援に力を入れています。香芝市では子育て支援の一環として、乳児を育てる家庭に対しておむつを配布しています。小学校から中学校までの学区も見据えて、子どもが小さいうちから移住しても良いでしょう。また、葛城市でも王寺町同様に18歳までを医療費助成の対象にしているなど、子育て世代への手当てが充実しています。

この記事で紹介した通り、香芝市、葛城市、王寺町にはそれぞれ良いところがあります。香芝市、葛城市、王寺町周辺で理想の注文住宅を建てたい方は、家づくりの相談はもちろん、土地探しから住宅ローンの検討までトータルでサポート可能なR+house香芝王寺へ一度相談してみてください。

＞＞香芝市、葛城市、王寺町の家づくりなら、株式会社中和コンストラクションへお任せください！