子や孫も集まれる夫婦にジャストサイズの終の棲家
夫婦2人の時間を楽しみ、子どもたちが家族を連れて帰ってきたくなるような家がテーマ。
延床面積が25坪以下というコンパクトな住まいながら、部屋の仕切りを減らして空間をつなぎ、大人数の来客時にも対応可能な居場所を増やした。
1階は広い玄関土間から連続するワンルームのLDK。
玄関も居室の一角として取り込みLDK空間が広く見えるように配慮をした。
リビングはスキップダウンとし、空間に変化を与えている。
2階には山の景色を望める浴室や星空を眺めるバルコニー、ホームシアターにもなるセカンドリビングなど楽しめる場所を詰め込んだ。
リビング
間接照明を効果的に用いた室内は、建て主が望んだ「ラグジュアリー感」で満たされている。
階段右側の洗面室とトイレに続く通路は、家の形の開口として空間のアクセントとなっている。
ダイニング
ダイニングに隣接したデッキテラスを見る。
高さのある塀が、外からの視線を遮る。
キッチン
キッチン背面に飾れるオープンラックを設けて、お気に入りの容器や雑貨を楽しむ。床を1段下げてあるので、ダイニングに座る人と視線を合わせられる。
寝室
セカンドリビングと一体となったワンルームの広い寝室。
ベッドを置く部分のみ、あえて床のレベルを上げて空間に緩やかな変化を与えている。
玄関
玄関土間に隣接したテラス。
通常、玄関は暗くなりがちだが、デッキテラスがあることによって自然光が入ってくる。
キッチン
キッチン背面の窓からは、敷地北側の庭とテラスを眺めることができる。
外観
外観はシンプルかつシック。駐車スペースも無機質にならないよう目地に緑を添えた。
庭
デッキテラスから北庭を見る。
外構は子供とその友人が力を合わせて自主施工。パーゴラとテラスをつくり、人工芝を張った。
板張りのフェンスもDIYの成果。
玄関
玄関の奥には「朝のテラス」が。ここで庭を眺めながらコーヒーを飲む。
土間が広いので来客が多くても靴の置き場には困らない。