ZEH住宅におすすめの断熱材とは?

ZEH住宅にするには、通常よりも高断熱・高気密な断熱材を選ぶのも重要な選択の一つです。そのため、それぞれの断熱材の特徴をしっかりと把握しておきましょう。ここでは、ZEH住宅におすすめの断熱材をご紹介します。

結露やカビを予防できる「セルロースファイバー」
セルロースファイバーは、段ボールや古新聞などをリサイクルして作っており、天然繊維でできた断熱材です。人と環境にやさしい断熱材として注目を集めています。
繊維の間に空気を含み断熱性を高めてくれるので、高い断熱効果を発揮します。また、硫酸アンモニウムやホウ酸を配合しており、防虫効果もある優れものです。ほかにも、防火性、防音性にも優れており、メリットの多い断熱材と言えます。しかし、価格が高めで、施工にも手間を要するのが難点です。
繊維の間に空気を含み断熱性を高めてくれるので、高い断熱効果を発揮します。また、硫酸アンモニウムやホウ酸を配合しており、防虫効果もある優れものです。ほかにも、防火性、防音性にも優れており、メリットの多い断熱材と言えます。しかし、価格が高めで、施工にも手間を要するのが難点です。
耐熱性が長期的に安定している「フェノールフォーム」
ポピュラーな断熱材としてZEH住宅の多くに採用されているのが、フェノールフォーム。原料はフェノール樹脂で、ホルムアルデヒドとフェノールが合成されたプラスチックです。
フェノールフォームは熱伝導率がとても低く、高い断熱性を発揮します。同じ厚みであれば、高性能グラスウール断熱材より2倍弱も熱伝導率が低くなるのです。熱伝導率は、数値が低いほど熱を伝えないことを表すので、熱伝導率が低くなるほど断熱性の高い家と言えます。
プラスチックからできている断熱材ですが、長期安定の耐熱性があります。また、130度まで耐えられる耐火性も備えているので、万が一の際も安心です。
フェノールフォームは熱伝導率がとても低く、高い断熱性を発揮します。同じ厚みであれば、高性能グラスウール断熱材より2倍弱も熱伝導率が低くなるのです。熱伝導率は、数値が低いほど熱を伝えないことを表すので、熱伝導率が低くなるほど断熱性の高い家と言えます。
プラスチックからできている断熱材ですが、長期安定の耐熱性があります。また、130度まで耐えられる耐火性も備えているので、万が一の際も安心です。
JIS規格最高ランクの「高性能フェノールフォーム」
高性能フェノールフォームは、JIS規格の断熱材区分で最高ランクFに該当する高断熱性能の断熱材です。
地球温暖化係数が低い炭化水素ガスを使用したノンフロン発泡製品のため、人と環境に優しい断熱材と言えます。また、ホルムアルデヒドの発生量が少なく、使用制限もない断熱材です。
地球温暖化係数が低い炭化水素ガスを使用したノンフロン発泡製品のため、人と環境に優しい断熱材と言えます。また、ホルムアルデヒドの発生量が少なく、使用制限もない断熱材です。
コスパ抜群の「グラスウール」
リサイクルガラスを原料としているグラスウールは、住宅のさまざまな部分に使用できる断熱材です。燃えにくく防音性能も高いので、住宅以外に映画館など幅広く使用されています。「フェノールフォーム」よりも断熱性能は劣りますが、他の断熱材の半分程度のコストで済むので、コストパフォーマンスに優れた断熱材です。
しかし水に弱いので、湿気対策をしっかりと考える必要があります。断熱材自体は安いですが、追加で必要な防湿施工などの費用も考えたうえで検討したほうがいいでしょう。
しかし水に弱いので、湿気対策をしっかりと考える必要があります。断熱材自体は安いですが、追加で必要な防湿施工などの費用も考えたうえで検討したほうがいいでしょう。
通常よりも断熱性アップ「ハイグレードグラスウール」
通常のグラスウールより繊維が細かく断熱性もアップしたものが、ハイグレードグラスウールです。薄くて軽いので、ZEH住宅向きの断熱材となっています。
グラスウールよりやや高性能な「ロックウール」
ロックウールは、岩石のような鉱物から作られた人工的な繊維系断熱材です。同じように鉱物が原料であるグラスウールとの共通点として、燃えにくく防音性が高いところがあります。しかし、グラスウールよりも耐火性・吸音性・撥水性などが高いのでZEH住宅に優れていると言えるでしょう。注意点としては、グラスウール同様に防湿施工が必要となってくるところです。
ZEH住宅におすすめの窓とは?

樹脂サッシ
現在でも、日本の住宅に使用されている窓のサッシはアルミ製が主流です。アルミは軽量で強度があるので窓サッシに使用されることが多いですが、熱伝導率が高いため、断熱性の観点から樹脂サッシが注目されるようになりました。
樹脂サッシの窓は、熱の出入りを効率的に抑えることが可能です。断熱と聞くと、壁の断熱材性能のみを上げればいいように思いがちではないでしょうか。しかし、窓と壁の断熱性能の差が大きくなると、室内温熱環境に温度差ができ、窓辺から冷気が流れてくるコールドドラフトという現象が起こることがあります。樹脂サッシの場合だと、窓と壁の断熱性能の差が小さくなるので家全体をバランスよく断熱でき、快適性が高まります。
アルミサッシを樹脂サッシにかえると、一次エネルギー消費量を約20%削減することが可能です。
また、樹脂サッシはアルミサッシ以上に腐食やサビが起こりにくいというメリットもあります。
樹脂サッシの窓は、熱の出入りを効率的に抑えることが可能です。断熱と聞くと、壁の断熱材性能のみを上げればいいように思いがちではないでしょうか。しかし、窓と壁の断熱性能の差が大きくなると、室内温熱環境に温度差ができ、窓辺から冷気が流れてくるコールドドラフトという現象が起こることがあります。樹脂サッシの場合だと、窓と壁の断熱性能の差が小さくなるので家全体をバランスよく断熱でき、快適性が高まります。
アルミサッシを樹脂サッシにかえると、一次エネルギー消費量を約20%削減することが可能です。
また、樹脂サッシはアルミサッシ以上に腐食やサビが起こりにくいというメリットもあります。
ペアガラス(複層ガラス)
ペアガラスとはガラスが二重になっている構造で、複層ガラスとも呼ばれます。ガラスとガラスの間の層に、空気とクリプトンガスまたはアルゴンガスを封入した構造です。クリプトンガスやアルゴンガスは熱を通しにくい気体のため、高い断熱効果を発揮します。また、断熱性能が高く、温度差で生じる結露が起きにくくなるので、手入れが楽になる・カビの発生が防げるといったメリットも。
シングルガラスよりも厚く強度があるため、防犯効果の面でも安心の設備と言えるでしょう。
シングルガラスよりも厚く強度があるため、防犯効果の面でも安心の設備と言えるでしょう。
UA値とは?奈良県香芝市、葛城市、王寺町エリアのUA値を調査

UA値とは?

UA値は以下の計算式で求められます。
外皮平均熱貫流率(UA値)=熱損失量(W/K)÷外皮面積(m2)
奈良県香芝市、葛城市、王寺町エリアのUA値
住宅の省エネ性能を図る基準として採用されているUA値は、地域によって異なるので注意しましょう。
ZEH住宅を目指す場合、UA値もZEH基準で設定されており、通常のUA値と異なっております。
下記が各地域のZEH基準でのUA値です。
ZEH住宅を目指す場合、UA値もZEH基準で設定されており、通常のUA値と異なっております。
下記が各地域のZEH基準でのUA値です。

また近年では、ZEH基準よりも高い、HEAT20におけるG2基準以上の住宅が注目されています。HEAT20におけるG2基準ですと、UA値0.46以下が基準値となっています。
ZEH住宅を検討している場合は、さらに高性能なUA値0.46以下を目指せると良いでしょう。
ZEH住宅を検討している場合は、さらに高性能なUA値0.46以下を目指せると良いでしょう。
高断熱・高気密のZEH住宅を建てるなら「R+house香芝王寺」へ

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