住宅ローンを組むために
初めて住宅ローンを組む方も多いでしょう。ここでは、住宅ローンを組むための手順と準備について紹介します。
住宅ローンを組む手順
1．情報収集：インターネットやセミナー、ハウスメーカーなどを活用
2．事前審査（仮審査）：本審査前の簡易的な審査
3．本審査（正式審査）： 詳細な情報を提出
4．契約手続き：抵当権設定契約や保証委託契約
5．融資の実行：指定された日時にお金が振り込まれる
6．返済開始：融資実行の翌月か翌々月から返済開始
必要な書類
必要な書類は、各金融機関または新規借り入れや借り換えなどの条件によって異なるので、手続きの際にしっかり確認してください。契約時に書類の不備があると、融資実行が間に合わない可能性があるので注意しましょう。一般的に、本人や物件、収入などを確認できる書類の提示を求められます。
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ローンを組む際の注意点
次に、住宅ローンを組む際に、注意したいポイントを解説していきます。
ローンの対象になる費用を確認する
ローンに組み込める費用は、土地取得費、本体工事費、外構など別途工事費、オプション費、設計管理費などです。一般的に、税金や引っ越し代、家具・家電の購入費はローンの対象になりません。
頭金を用意するメリットとデメリットを理解する
単純に頭金を多く支払うほど、借入金額を減らすことができる点はメリットでしょう。また、フラット35では、頭金を10％以上用意することで低金利が適用されます。さらに、借入金額を減らすことで、ローン審査が通りやすくなるのもメリットの一つです。
しかし、住宅購入後には、ローン事務手数料や固定資産税などの費用がかかるため、手元に残すお金も考慮しなければなりません。また、住宅ローン控除が上限まで利用できなくなってしまう可能性もあるので、注意しましょう。
団信（団体信用生命保険）の保障内容を確認する
団信とは、融資を受けた債務者が死亡してしまったり、高度障害状態で支払いが難しくなったりした場合に、残りの住宅ローンと同額の保険金が支払われ完済できる保険です。団信には特約を付けて、がんの保障や3大疾病の保障など範囲を広げることもできます。万が一のときに家族への負担を軽減できるよう、保障内容もきちんと確認しておくことが大切です。
ローンの返済額をシミュレーション
実際に下記の条件にて毎月の返済額をシミュレーションしました。結果をみていきましょう。
借入金額：30,000,000円
タイプ：固定金利選択型（10年固定）
ボーナス返済分：0％
返済期間：35年
金利：2.0％
毎月の返済額は99,378円。1年で1,192,536円返済されます。あくまでも目安ですが、ローンを組む際の参考にしてみてください
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