奈良県葛城市は県の北西部に位置する人口約37,000人の自然豊かな町です。数多くの国宝や重要文化財を伝える名所、旧跡も多く、歴史と文化を感じさせる町でもあります。

葛城市をベッドタウンとして大阪市内に通勤している人も多くいます。
葛城市から大阪方面へアクセスする場合、電車であれば近鉄御所線を経由して近鉄南大阪線を用いて、もしくは、JR和歌山線を経由してJR大和路線を用いて、大阪市内まで40分〜1時間程度で行くことができます。
また、大阪市内への車での行き方はいくつかありますが、南阪奈道路の葛城インターチェンジから阪和自動車道、近畿自動車道、阪神高速を経由して40分程度でアクセスできます。

参考元：葛城市「葛城市の紹介/概要」
参考元：葛城市「人口・世帯数」

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葛城市の2023年の公示価格（平均値）は171,666円/坪となっており、過去5年間の推移は以下のとおりです。

公示価格は、国土交通省が毎年3月に発表するもので、選ばれた特定地点の1月1日時点の土地価格を表しています。不動産鑑定士が価格を判定し、土地取引や相続税、固定資産税評価額の指標としても活用されます。

葛城市の公示価格は、年0.6％前後とわずかではありますが下降傾向にあります。 参考元：国土交通省「国土交通降雨省 地価公示・都道府県地価調査」

次に、葛城市内の実際の売買事例（令和4年取引のもの）をいくつか紹介します。ここで紹介する価格は市場取引価格（実勢価格）であり、公示価格とは必ずしも一致しません。実勢価格は公示価格の概ね1.1倍程度といわれますが、土地形状や道路付け、取引時の状況によって上下することも多くあります。※ 用途地域が住居系の取引事例を抽出

葛城市の中心エリアである近鉄新庄駅最寄りの取引事例が比較的多く、駅近くであるほど取引価格は高くなる傾向です。
近鉄新庄駅とJR和歌山線大和新庄駅が徒歩10分程度の距離にありますので。交通利便性の良さから新庄駅周辺で土地を探す方も多そうです。

参考元：国土交通省「土地情報総合システム 葛城市」

葛城市の公示価格の推移をみると、前述のとおり、ここ10年以上ゆるやかではありますが下落傾向にあります。
また、「葛城市人口ビジョン」では、2040年時点でも現在とほぼ変わらない人口数の維持を目標と掲げていますが、1割程度の人口減の予測もあります。
葛城市は小中規模の住宅が立ち並ぶ地域であり、今後も大きな地域要因の変化は考えにくく、大きな災害や外部要因がない限り、今後10年の地価は緩やかに下降していくことが予測されます。

参考元：葛城市「葛城市人口ビジョン」

マイホームの建て方は平屋建てから2階、3階建てと選択肢はありますが、同じ広さの家を建てる場合、平屋建てがもっとも土地の面積が必要となります。
では、平屋建てで必要となる土地面積の目安はどれくらいでしょうか、世帯人数別に考えてみます。

平屋建てで必要となる土地面積を算出する前提として、家族構成（人数）によってどれくらいの広さが必要かを知る必要があります。
この点について国は豊かな住生活を実現するために必要と考えられる住宅面積の水準（誘導居住面積水準）を示しています。

●単身者：55㎡
●2人以上の世帯：25㎡×世帯人数+25㎡
 ※持ち家のため子どもは大人と同じ必要面積で算出
 ※郊外や都市部以外の戸建て住宅を想定した面積（一般型）

また、葛城市で指定される用途地域の多くは、第1種住居地域もしくは第1種中高層住居専用地域となっており、60％の建ぺい率が指定されています。

建ぺい率とは、土地面積に対して建てられる建築面積の割合を表したものになりますので、建ぺい率60％の地域で平屋建てを建てるために必要な土地面積の目安を計算すると以下のようになります。 参考元：厚生労働省「住生活基本計画における居住面積水準」
参考元：葛城市「都市計画図（用途地域図）の閲覧について」

角地などで建ぺい率の緩和を受けられる場合もありますので、あくまで目安としてお考えください。

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十分な広さの土地が確保できればよいですが、狭小地に平屋建てを建てたいということもあるかと思います。狭小地とは、概ね15〜20坪程度の広さの土地をいい、都会や街中の密集地では珍しくありません。
ただ、狭小地に平屋建てを建てる際に注意すべき点もいくつかあります。

狭小地の平屋建ては採光が悪くならないか注意しましょう。
狭小地の場合、建ぺい率の範囲内で敷地いっぱいに建てることが予測され、隣接地との境界や建物までの距離が近いことが考えられます
そのため、隣接する2階建てやその他建物の影響を受けやすい分、日が入りにくいとなる可能性は高くなります。
隣の敷地の状況や設計プランをしっかり確認するようにしましょう。

狭小地の平屋建ては、土地の費用や建築コストを抑えやすい反面、住宅ローンの融資では担保価値を低く評価され、審査が厳しくなることもあります。
また、将来売却することを考えた場合、一般の大きさの土地建物と比べると需要が少なく、売却しにくい可能性があります。

では、葛城市で土地を購入して注文住宅を建てるとなった場合、おすすめのエリアはどこになるのでしょうか。

駅前に葛城市役所がある近鉄新庄駅周辺エリアは、買い物施設も多く、JR和歌山線大和新庄駅にもアクセスしやすい交通利便性が高い地域です。
近鉄線とJR線の間を走る国道168号線沿いにはスーパーやドラッグストア、飲食店が立ち並び、買い物、生活しやすい地域といえます。

近鉄御所線の始発駅であり近鉄大阪線との乗り換え駅となっており、大阪阿部野橋駅（JR天王寺隣接）まで直通でアクセスできます。大阪へ通勤、通学するには便利な駅です。駅の南側1分のところに尺土池ふれあい公園があり、子どもが水遊びができたり、ファミリー層のおでかけスポットとして利用されています。
駅北側の国道168号線沿いには、万代やオークワ、コーナンなどの買い物施設が揃っています。

当麻駅エリアは、駅西側を15分程度歩くと山すそが広がる自然豊かなエリアで、奈良県有数のお寺の一つである当麻寺があります。
大阪方面へもアクセスしやすく、葛城市中心エリアである新庄駅周辺と比べ土地相場は安くなりますので、広い土地を求める場合には検討しやすいエリアといえます。

創業60年を迎えた「R+house香芝王寺」はこれまで養ってきた建設の技術をベースに、R+house香芝王寺として建築家のデザインと機能性を兼ね備えた家づくりを提案しています。
子育て世代にも人気が高まっている平屋建てにおいても、高断熱・高気密・高耐震といった住宅性能を数値で示しながら、デザイン性と機能性を兼ね備えた注文住宅の実績があります。
モデルハウス見学会、個別相談会も随時開催していますのでお気軽にお問合せください。

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